2020.8.1
夏の強い日差しの下で注意しなければならないのが紫外線。
夏の肌への大敵である紫外線にもエキストラバージンオリーブオイルが有効といわれています。
地上に届く紫外線には2種類あります。
まず、「UV-A」は肌の表皮を突き進み、じわじわと肌の奥深くまで浸透し、真皮にあるコラーゲンを破壊し、しわ、たるみなど老化の原因になります。
「UV-B」は、表皮のDNAや細胞膜を破壊し、炎症や火傷などの肌トラブル、メラニン色素を増加させ日焼けによるシミやそばかすの原因となります。そして、紫外線をたくさん浴びてしまうと体内で「活性酸素」が大量に発生します。
この活性酸素が肌細胞を攻撃して、細胞の機能が低下し、肌の調子も低下し、シミやしわの原因となってしまいます。
つまり、紫外線による肌へのダメージを予防するには活性酸素の発生を抑えることが重要になります。
ここで抗酸化成分を豊富に含んだエキストラバージンオリーブオイルの効果が期待できるとされています。
オリーブオイルの主成分はオレイン酸という抗酸化作用のある脂肪酸です。また、エキストラバージンオリーブオイルにはふつうのオリーブオイルには含まれていない抗酸化成分がポリフェノール、ビタミンEなど、約30種類い以上も含まれています。これらの抗酸化成分は種類によって体内で作用する場所が異なります。
エキストラバージンオリーブオイルは多種類の抗酸化成分を同時に摂取することができるため、身体全体の抗酸化につながります。活性酸素による酸化は、体の細胞を錆びさせ、老化させていくのでこの活性酸素の発生を抑えることで細胞の老化を抑制し、シミやシワの予防することができます。
さらに、エキストラバージンオリーブオイルには、脂溶性ビタミンの栄養吸収率を高めるという優れた特徴があります。脂溶性ビタミンには、ビタミンA,E,D,K があり、そのうちA,E,D には高い抗酸化作用があります。
紫外線はメラニン色素を生成するだけでなく、肌の水分を蒸発させ、乾燥させてしまい、健康な肌のバリア機能を低下させてしまいます。
また、紫外線が皮脂を酸化させ、毛穴を詰まらせてしまいます。そのため、紫外線対策には保湿が重要です。
オリーブオイルに豊富に含まれるオレイン酸は、保湿に優れた脂肪酸です。オレイン酸は、肌を潤す主成分で、肌への浸透力が高く、細胞の損傷を防ぎ、細胞膜を保護することで皮膚のシワ、シミなどを解消します。それによって長い保湿力を保ち、弾力のある滑らかな肌にしてくれます。
出典:オリーブオイル健康ラボ エクストラバージンオリーブオイルの健康効果発信機関 http://www.oliveoil-lab.jp/column/index5.html
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