2022.2.26

【コラム】オリーブオイルとレモン汁が肝機能を劇的に改善する

肝臓の働きの一つに、有害な物質を解毒して体の外に出す働きがあります。この肝機能が弱まると、本来肝臓が解毒していたはずの老廃物が排出できなくなり、体内に残ります。その結果中性脂肪が増えていくことに加え、疲れやすくなったり、浮腫み、シワ、タルミから始まり、ひどい場合には悪性の腫瘍などで健康を害して病気になる可能性すらあります。
そもそも肝臓は、血液の循環においてとても重要な役割を果たし、食物から摂取する栄養を分解し、体が使える栄養素に作り変えるだけでなく、栄養を貯蔵し、必要な時に供給するという重要な働きもするため、生命の維持には不可欠な臓器です。

１　相乗効果がある
オリーブオイルとレモンを同時に摂取することで効果が倍増するため、オリーブオイルのオレイン酸によるコレステロールを減らす働きと、レモンの中性脂肪の値を下げる働き（後述）に相乗効果があると言われています。

２　クエン酸効果
レモンに含まれるクエン酸には肝臓細胞の再生や分解を促進する働きがあり、体内から毒素を排出する作用があります。クエン酸には胆汁の分泌をスムーズにする効果があります。特に脂質が多い食事ほど消化をするために多くの胆汁が必要になるため、レモンは油との相性が良いのです。

３　エリオシトリン効果
レモンに多く含まれる「エリオシトリン」と呼ばれる成分が中性脂肪を減らし、さらにミトコンドリアの生成を活発にすることで脂肪肝の抑制をすることが判っています。

オリーブオイルとレモンを混ぜて飲むだけ
・オリーブオイル…大さじ1杯
・レモンの果汁…大さじ1杯（好みに合わせて、それより若干少な目もOK)

朝食の30分程前に飲むとよいそうですが、そのまま朝のサラダドレッシングに使うのもOK。
できれば毎日、少なくとも1週間に3回は続けると効果的だそうです。飲みにくい場合は、水に溶かして飲むこともオススメです。

オリーブオイルの選び方
オリーブオイルはエクストラバージンオリーブオイルを選ぶと良いです。

出典：石田圭　prime shop https://primeshop.jp/lemon-olive-oil/#google_vignette